2020-12-01 第203回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
○足立信也君 実際いろんな問題が出て、いろいろというのはかなり起きると思いますし、この前も申し上げたように、東アジアでなぜ少ないかとなると、やっぱり交差免疫の可能性が極めて高い。
○足立信也君 実際いろんな問題が出て、いろいろというのはかなり起きると思いますし、この前も申し上げたように、東アジアでなぜ少ないかとなると、やっぱり交差免疫の可能性が極めて高い。
この理由として、やっぱり交差免疫があるんじゃないかという説が一番有力だと思うんです。ネアンデルタール人の遺伝子が重症化した国に多いというような話ありましたけど、交差免疫があるからだと。仮にそうだとしたら、さっき質問した件、話した件なんですが、ワクチンは一回打ちでもかなり有効性が出てくる可能性があると思うんですね。
やはり、私は、交差免疫の可能性が高いと思います。とすれば、ワクチンは一回接種で済む可能性が高いのではないでしょうか。臨床試験で確定するんですか。国内の臨床試験のデザインは決まっているんですか。 前回は、国産ワクチン優先の指摘が非常に多くありましたが、輸入ワクチンは、ファイザー、アストラゼネカ、モデルナ、合わせて二億九千万回分の契約と聞いています。
それで、先ほど発生率の問題がありましたが、私ども、抗体プロジェクトから、この交差免疫という、似たウイルスに対する免疫があって東アジア諸国では一定の数に抑えられる傾向が強いということを予測してまいりました。ところが、第一の波、武漢、中国の旅行者から来たものはすっと自然と割と消えてまいりました。
これ、先生は、交差免疫が原因で東アジア諸国は死亡率が欧米に比べて低く抑えられているんだろうと、こういうことなんですけれども。 もう一つ、陽性率なんですが、確かに今日二百八十人ということなんですけれども、これは単に、検査数が東京都も今日四千台に乗ったという小池知事の会見ありましたので、検査数が増えていることもあるんですが、検査数が増えるにつれて陽性率も上がっているということなんですね。
そして、その面の制圧を次々行っていって、コロナウイルスの一番の問題は、クラスターではなくてこのエピセンターを形成する、感染力自体は弱いし、交差免疫もありますからすぐ消えて、無症状の人が発症、まあ症状のある人も発症前に結構感染すると。それで、致死率も一見低く見えます。ところが、時間を追ってその率が増えてくる。
これは私は個人的には、プレパンデミックワクチンの事前接種で最低限の免疫、交差免疫みたいなものを付けておくということが必要だろうというふうに思っておりますが、こういうことについても是非きちっと議論をいただきたいというふうに思っております。 それから、省庁間の関連につきましても、今御質問がありましたように、新型インフルエンザというのは、ウイルスは鳥又は豚から人に入ってくるわけです。
○外山政府参考人 いろいろ組み合わせれば、一つで効かなくても場合によっては交差免疫性が拡大しますから、そういうやり方も含めて、かなり期待している部分はあるんです。 ただ、これは起こってみなきゃわかりませんものですから、その場合には、これじゃだめだということになれば、パンデミックワクチンの方を使わなきゃいけない。
○外山政府参考人 そのとおりでございまして、現在であれば、安徽株であるとか、それからベトナム株、インドネシア株、まだ有効期限切れになっていないかと思いますけれども、もうじき有効期限切れになりますけれども、前は青海株というのがありまして、そういうふうな状況と、それから、これからはやる、実際にはやった場合は、交差免疫性とかを比べて、一番いいものを接種するという戦略になろうかと思っています。
○鴨下委員 そうすると、交差免疫性だとか何か考えると、大体一千万人分ぐらいあればとりあえず最初の投与には間に合う分ぐらいは、今想定されるものとしてはあるという理解でいいですね。
これらに対して、備蓄する株の決定、これが適切に対応しておれば、新型のパンデミックウイルスが発生した場合においても、交差免疫といって、新しいタイプの、新型のインフルエンザに対しても対応できる、そのようなプレパンデミックワクチンが望まれているわけでございます。
備蓄するワクチン株につきましては、現在の鳥インフルエンザの発生、流行状況、それから先生御指摘の交差免疫性、それからワクチンの製造効率等を踏まえまして、毎年、新型インフルエンザ専門家会議の意見を踏まえて選定しております。
ただし、H5N1に限定して考えた場合には、現在鳥の間で流行しているウイルスに基づいたワクチンを製造しておけば、実際に流行するウイルスが多少それと抗原的にずれたウイルスが流行したとしても、交差免疫としてかなり有効に働くだろうと。
ワクチンができる間は待っているのではなくて、これはプレパンデミックワクチンの考え方もあって、交差免疫を利用すればH1N1のワクチンは今あるわけですよ。これにアジュバントを加えるなりして、その交差免疫を利用している皆さんの免疫力を高める、この約半年間、そういう手もあると思う。アメリカはもう既にGSKに対してそういう契約を行っていますね、プレパンデミックワクチンに対して。
それからもう一つは、これは委員、釈迦に説法ですけれども、プレパンは二つの、いわゆる基礎免疫性と交差免疫性が示唆されたわけですけれども、本当のパンデミックが何のウイルスかわからない。そうすると、プレパンは相当効くとは思いますけれども、やはり一番いいのは、新しいのからワクチンをつくる。まあ半年ぐらいかかる、だけれどもそれが一番いいわけですね。
内容としましては、副反応の確認による安全性、それから先ほど申し上げましたように、インフルエンザワクチン、株が異なりますと効き方が違うというふうなことでございますので、異なるウイルス株に対する交差免疫性、これを確認すると。それから、免疫がどのくらい持続するのか、これを確認すると。
○西山政府参考人 六千人の臨床研究につきましては、現在、国立病院機構の病院長の庵原先生に主任研究者をお願いしていまして、これまでの株について、先ほど来議論があります、交差免疫ですとか、あるいは感染抗体価の持続性ですとか、六カ月後に再度注射しましていわゆるアジュバント効果を見るですとか、それから安全性、四つぐらいの研究計画を立てています。
ただ、今一千万人と先生御指摘がありましたけれども、私ども、ことしからでありますけれども、現在のプレパンデミックワクチンの有効性ですとか持続の期間ですとか、あるいは交差免疫の程度等について調査研究をすることにしております。
六千名の調査研究、今年度からやらせていただきたいということで、先ほど来答弁していますけれども、今言われたとおり、安全性、交差免疫性、免疫持続性、ブースト効果、これがまだわかっていないんです。したがいまして、委員がおっしゃいましたようなことで、ランダムスタディーを含めながらその研究計画を策定していきたいというふうに思っております。
まず六千人分につきましては、成人について安全性の調査、それから交差免疫性、免疫の持続性、こういったことについて、今までの治験とは違って幅広い対象患者についてやる。より高い安全性とかより高い効果について確認する。現在のワクチンは、成人に関する治験は終わっていますけれども、子供に対する治験、いわゆる薬事法に基づく治験を行っていないので、この四月から子供さんに対する治験を始める。
したがって、そこで交差免疫がしっかりあれば、どの株を打っても効くということです。先生おっしゃるように、ブースター効果はあるということですから、三千万人分になるということは予測されます。